おがっちわーるど

提案プラン集・施工例集です

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住宅の耐震性はどう考える?(岡山県南部の場合) 

住宅の耐震性はどう考える?(岡山県南部の場合)
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/15/index.html

内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会で、
南海トラフで想定される最大級の地震の見直しが発表されました。

それによると岡山、倉敷では地盤が特に軟弱なところで震度6強となっています。
新築の木造住宅でも耐力壁のバランスが悪いと倒壊の可能性も考えられます。


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南海トラフの巨大地震について発表された内容

震源域自体を見直したらしい
伊方原発が震源域に含まれているのが気になる



数パターンで計算して各地点で最大になる震度をまとめると・・・



岡山・倉敷では軟弱地盤のところで震度6強になった


津波の高さは瀬戸内海ではたいしたことはない(といっても3mほど)

高知では30m超になるらしい


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耐震性を高くすることは難しくありません。
問題はどこまでやればよいのか? ということです。

建築基準法は最低の基準とされていますが、耐震規定は地震が来るたびに強化されており、阪神淡路大震災でも新築の住宅の倒壊は少なかったようです。現在の基準で建てられた木造住宅が揺れで倒壊するケースは少なく、津波・高潮・火災・液状化・土砂くずれなどの被害の方が多くなると考えられます。

とはいっても、実際にどんな地震が来るかはわからないし、
耐震性が高い方が大規模な補修なしで住み続けられる可能性は高くなります。

家づくりのどこにコストをかけるのかという価値観の問題になってきます。


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建築基準法の耐震基準
現在の耐震基準は1981年にできたもので以前の耐震基準と区別するために「新耐震基準」と呼ばれています。この新耐震基準ではよく起こる強さの地震に対しては建物の被害は軽くてすむことを目標に、建物の寿命の内に一度起こるかどうかという強さの地震(震度6強)に対しては、ある程度の被害がでてもいいが,建物の中もしくは周辺にいる人に被害がでないようにすることを目標にしています。


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阪神・淡路大震災の被害
阪神・淡路大震災では、建物の全壊が10万棟以上、半壊が14万棟以上にも達しました。これは、建築基準法の耐震基準の目標 / 震度6強で全壊しないこと / に対し、神戸の市街地で南北1キロ東西約20キロにわたる範囲で震度7に達したためです。六甲山地から南側の海に向かって急激に深くなる地盤と、その上に堆積した地盤によって地震波が複雑に増幅・干渉し非常に強い揺れを引き起こした結果と考えられています。



和歌山県のホームページ 阪神・淡路大震災による被害状況 によれば、阪神淡路大震災の木造住宅の被害は・・・

木造住宅等震災調査委員会で調査した範囲での被害状況と被害の要因をご紹介致します。
木造住宅等の被害
古い在来工法住宅において被害が著しく、現行の耐震基準より適切に設計、施行された在来軸組工法住宅や枠組壁工法住宅、プレハブ住宅、構造計算により安全性が確かめられた3階建て住宅等は震度7の地域でも大きな被害を受けたものは少なかったと報告されています。  

被害の要因
倒壊、または大きな被害を受けた古い在来工法住宅は重い葺土のある瓦屋根で筋かいが極めて少なく、老朽化 していたことから耐震性がほとんどなかったと言われています。

比較的新しい木造住宅において被害が生じているものの主な被害要因は次のとおりで、
これは主に不適切な設計、施工、維持管理が原因で発生したものと思われます。
 ①耐力壁の不足
   ・耐力壁の絶対量が不足
   ・2階、または3階の増築において下階の補強がないもの、または不十分なもの。
 ②不均衡な耐力壁の配置(バランスの悪い耐力壁の配置)
   ・店舗併用住宅で、道路側が全面開口であるもの。
   ・2階建ての集合住宅やミニ開発の戸建住宅で開口方向に壁がほとんどないもの。
   ・車庫の上に2階を設け、1階に大きな関口部が偏つて存在するもの。
   ・南面に掃き出し窓が多く入っているもの。
   ・重いベランダが2階に跳ね出しになっているもの。
 ③柱・土台の結合力の不足
   ・短ほぞ差しのみで金物による補強がないため柱脚が抜け出したもの。
   ・金物による止め付けが施工不良のもの。
 ④不適切な筋かいの設置と端部の緊結不良。
   ・筋かいの断面寸法が不足しているもの。
   ・間柱で切っているもの。
   ・筋かい端部の止め付けが、突き付け釘止め程度の簡易なもので、踏み外しを生じたもの。
 ⑤木材の腐食・蟻害
   ・腐食・蟻害により、部材、または柱端部・筋違端部の所要の耐力が発揮されなかったもの。
 ⑥不適切な基礎構造
   ・基礎の断面や鉄筋の入れ方が不十分なもの。
 ⑦その他
   ・接合部における断面欠損部分で破損したもの。
   ・隣家の衝突を受けたもの。
   ・木造と他の構造を併用(混構造)で、振動性状の違い等に対し十分な配慮をしなかったもの。
   ・傾斜地において地盤の変状の影響を受けたもの。

その他の被害
 ①外壁のモルタルのはくりが極めて多い。
 ②屋根が葺土で、瓦の止め付け方が不十分なものは、
   落下・ずれなどの被害を受けたものが極めて多い。
 ③埋立地の新興住宅街では、地盤の液状化のためわずかに傾斜したものが多い。


被害状況についてはこちらもご参照ください   木造の被害・日本建築学会


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岡山県で予想される最大震度
県南部では南海地震・東南海地震が同時に発生、または、中央構造線の一部が原因になるケースで震度5強です。県北部では震度7というところもあります。


最大震度を出すのに想定した地震です

おかやま防災ナビ・岡山県



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各市町村の作成したハザードマップでは震度6強と表示されているものもあります。
どのように算出したか記述がないので県の防災マップとの違いの理由は不明です。
岡山県南部のような海底に泥がたまったような場所では断層があるかどうかは見ただけではわかりません。
断層があると仮定して、阪神淡路大震災のような直下型の地震が起きたケースの予想だと思われます。

各市町村のハザードマップ


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全壊率テーブル:計測震度と建物全壊率の関係
例えば、震度6強(計測震度6.0)では新耐震基準による建物は1~2%程度が、昭和35年以前に建築した木造建物は約20%が全壊すると予測されます。
データのばらつきは大きいようですが、岡山県南部で予想されている震度5強では全壊率は大きくないと予想されます。

この図は内閣府「東南海・南海地震防災対策に関する調査報告書」に基づいて牛久市がビジュアルに加工したもの
牛久市ゆれやすさ防災マップ


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東日本大震災の調査では、震度のわりには揺れによる木造住宅の被害は少なかったようです。
地震動に、建物に影響を与える周波数の成分(キラーパルス)が少なかったためだと考えられています。

東日本大震災の全壊率テーブル

内閣府中央防災会議 東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会(第8回)
資料4 東日本大震災を踏まえた今後の被害想定の主な課題・海溝型地震に伴う広域災害への対応(概要)



キラーパルスとは

「固有周期が0.1~0.5秒の木造住宅、中低層鉄筋コンクリート造、中低層鉄骨造などの『普通の建物』に、影響を及ぼす周期1~2秒の地震動」

「阪神大震災において、震源の破壊過程が原因になって1秒程度の大振幅パルスが発生し、それが大きな被害に結びついた。そのため、専門家の間でキラーパルスという用語が使われるようになった」
 「その後に発生した地震でも、周期1~2秒程度が卓越した地震動が、建物に甚大な被害をもたらす例が多かった。そのため、周期1~2秒が卓越した地震動を、キラーパルスと呼ぶようになった」



http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20110809/280437/?P=10 より


地震の揺れによる建物への被害を考えると、震度だけでなくどのような周波数が卓越しているかも問題になりますが、その予測は・・・・?


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E-Defenseで行われた実大実験では、現在の耐震規定により設計された木造住宅は、
阪神淡路大震災時に観測された震度7の地震波を与えた場合、3回目で倒壊したそうです。
E-Defenseの木造実大振動実験は・・・E-Defenseホームページ  
実際に木造2階建てが倒壊する様子が見られます。


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[ 2012/07/11 14:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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おがっち

Author:おがっち
岡山県で住宅の営業をしています
住む人の要望をできるだけ取り入れた家づくりが目標です
一級建築施工管理技師

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